「アプリケーションとしのVBA」の管理人について

  ハード屋さん、ソフト屋さんという言葉は古いかもしれませんが、私はどちらかと
  いえば  ハード屋さんです。

  試験装置関係の仕事をしています。試験装置のハードを動かすためには、それなりの
  ソフトを作って動作させる必要があったので、ソフトも自然に覚えました。

  ソフト(OSも含めて)は自社製で、FORTRAN に似た装置専用のソフトでした。
  その後、 Cや C++ 系に変わって行きました。C を勉強しなければならない
  と思いました。

  しかし、仕事にしか役立たないような勉強の仕方はいやでした。わたしはソフト屋
  さんではないので、全体の考え方が分かれば良いのです。Mac で C を使った
  アプリケーションを作ることにしました。

  最初に作ったプログラムは作法を覚えるためのもので、簡単なプログラムでした。

  余談になりますが、そのころ 私は Mac 派で Windows は敵視していました。
  現在は仕方なくメインのマシンは Windows になっています。

  本格的に作ったのがフォルダーにパスワードを設定し、他人に中身を見られないよう
  にするソフトです。前からこんなのが欲しかったのです。

  今から思えば初心者がＩＮＩＴ（ＯＳの命令を横取りして違った動きをさせる
  ソフト）なんか作るのはとんでもない話で、無謀もいいところです。

  Mac のプログラムに関係する情報は少なくて、しかも日本語となるとさらに少ない。
  かなりの投資をしました。

  本だけでウン拾万以上購入したのではないかと思います。
  その他、ツールとか色々散財しました。1 年かかってやっとプログラムは完成しました。

  完成したプログラムをインターネットで公開したら結構評判が良くて、いろいろな雑誌
  に取り上げてもらうことができました。

  VBA は Windows に移ってから本格的にはじめています。最初は Mac 、Windows 両方で
  動くようにデバッグしていました。